失敗しない返済計画は余裕が・・・
スタッフブログ
2022.06.26
夏の暑さですね~
久方ぶりの更新となります
糸島在住の本田です
今回は住宅ローン繰り上げ返済について
新聞記事を参考に・・・どうぞ
欧米の金利引き上げをきっかけに
金利の動向への関心が高まっていますね。
特に変動型の金利で住宅ローンを組んでいる人は、
将来の返済負担が気になりますよね
金利上昇の影響を抑える手段の一つが、残高の一部を繰り上げ返済する事
ただ、繰り上げ返済をする際には注意点もありますよと記事に
国土交通省の住宅市場動向調査によると、
住宅を購入した人が借入金で調達した平均額は増加傾向に
2017年度は分譲マンションを購入した人が約2400万円
戸建て住宅が約2800万円だったのですが
21年度にはそれぞれ約3000万円
約3400万円に大幅に増えています。
住宅価格の上昇と低金利が続く中
より借り入れに依存し住宅を購入するようになっています
住宅ローンの金利には
変動型、全期間固定型、固定期間選択型といった種類があります
現在、主流となっているのは変動型ですね
住宅金融支援機構の調査(21年10月)によると
住宅ローン利用者のうち67%が変動型
金利水準は歴史的に低く、年0.5%を切る銀行も目立ちます
全期間固定に比べ、金利水準が低く、目先の返済額は抑えられます
変動型の金利は半年ごとに見直す仕組みで
今後、金利が上昇すると支払う利息が増え
総返済額が膨らむため、金利上昇はリスクですね
変動型でローンを組む場合は
ある程度金利が上がることも想定し
返済計画を立てるのが原則です
金利上昇のリスクを抑える手段の一つが
繰り上げ返済です
元本の一部を前倒しで返す事で
将来払う予定だった利息を減らすことができます
住宅購入時に金利の低い変動型で多めに借り
繰り上げ返済を活用する前提の人も・・・
繰り上げ返済には主に2つの方法があります
毎月の返済額は変えず、返済期間を短くする「返済期間短縮型」と
返済期間は変わらず毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」です
返済期間短縮型は繰り上げ返済した額に
相当する元金を先に返す形になり
その期間の利息を払わずに済む。
毎月の返済額が一定となる元利均等返済の住宅ローンの場合
返済当初は毎月の返済額に占める元本の割合は小さく、利息の割合が大きい
ローン返済の早い段階で繰り上げ返済をすれば
支払う利息を減らす効果が大きくなります
返済額軽減型は繰り上げ返済した金額を
残りの期間全体に均等に割り振る形となります
毎月の元金の返済が少しずつ減り
その分支払利息も抑えられる
返済する総額を減らす効果は期間短縮型に劣りますが
毎月の返済額を抑える効果があります
繰り上げ返済は基本的には利用者の都合でいつでもできる
最低額は1万円からが一般的だが、1円からできる金融機関も
手続きをすると早ければ翌月からの返済額や返済期間に反映されます
インターネット経由での手続きなら
毎月数回までは手数料がかからない金融機関は多いです
住信SBIネット銀行のように1カ月に何度繰り上げ返済をしても
手数料がかからない銀行もあります
手続きをする際には、繰り上げ返済後の毎月の返済額や
残りの返済期間を確認できます
繰り上げ返済をすれば確実に残債は減ります
そのため積極的に実行したいと考える人もいます
住宅ローンの利息を減らすことだけを考えれば
繰り上げ返済はしたほうがよいですが・・・
家計全体を考えると、単純に繰り上げを急ぐことが
プラスになるとは限らない点には注意も・・・
一般に住宅ローンの繰り上げ返済は
住宅ローン減税の期限が切れるタイミングで多く実行されています
住宅ローン減税では一定額までの年末のローン残高の0.7%(22年に取得した場合)
を最長13年にわたって所得税と住民税から差し引ける
減税のある期間はローン残高を減らさずに
恩恵を大きくして貯蓄を優先
減税効果がなくなった後で
繰り上げ返済に充当するという考え方ですね
繰り上げ返済について「将来の家計について検討し、余裕資金を充てるべきだ」と指摘も
よくある失敗が繰り上げ返済をした結果、預貯金を減らしすぎるケース
本来、失業や収入減少に備えて6カ月分程度の生活費を預貯金で確保しておくべきですが
それを下回ると、万一の時にお金が足りなくなる可能性があります
子どもが高校や大学への進学を控えている家庭では
将来、教育費などの支出が膨らみ、現在よりも家計に余裕がなくなります
「繰り上げ返済で預貯金を減らした結果、借金は少ない一方で貯蓄も少なくなるよりは
借金も貯蓄も多い方が安全性が高いです」
家計の想定外の事態を乗り切れるよう貯蓄を多く確保しておくのも大切ですね
ひとたび期間短縮型の繰り上げ返済をして返済期間を短縮すると
多くの銀行では再び延ばすのが難しいことも知っておきたい
「変動型ローンの利用者で金利上昇が心配なら
固定金利型のローンに借り換えるのも一案」ですね
変動金利より金利水準は高くなりますが
固定型の金利も歴史的にみれば低い水準なので・・・
現在のローンの一部を切り替える方法も一考ですなぁ~
結構、上京進学となれば親父のお小遣いも減少の一途に
気張るしかありませんかね・・・我々は・・・
ではでは
久方ぶりの更新となります
糸島在住の本田です
今回は住宅ローン繰り上げ返済について
新聞記事を参考に・・・どうぞ
欧米の金利引き上げをきっかけに
金利の動向への関心が高まっていますね。
特に変動型の金利で住宅ローンを組んでいる人は、
将来の返済負担が気になりますよね
金利上昇の影響を抑える手段の一つが、残高の一部を繰り上げ返済する事
ただ、繰り上げ返済をする際には注意点もありますよと記事に
国土交通省の住宅市場動向調査によると、
住宅を購入した人が借入金で調達した平均額は増加傾向に
2017年度は分譲マンションを購入した人が約2400万円
戸建て住宅が約2800万円だったのですが
21年度にはそれぞれ約3000万円
約3400万円に大幅に増えています。
住宅価格の上昇と低金利が続く中
より借り入れに依存し住宅を購入するようになっています
住宅ローンの金利には
変動型、全期間固定型、固定期間選択型といった種類があります
現在、主流となっているのは変動型ですね
住宅金融支援機構の調査(21年10月)によると
住宅ローン利用者のうち67%が変動型
金利水準は歴史的に低く、年0.5%を切る銀行も目立ちます
全期間固定に比べ、金利水準が低く、目先の返済額は抑えられます
変動型の金利は半年ごとに見直す仕組みで
今後、金利が上昇すると支払う利息が増え
総返済額が膨らむため、金利上昇はリスクですね
変動型でローンを組む場合は
ある程度金利が上がることも想定し
返済計画を立てるのが原則です
金利上昇のリスクを抑える手段の一つが
繰り上げ返済です
元本の一部を前倒しで返す事で
将来払う予定だった利息を減らすことができます
住宅購入時に金利の低い変動型で多めに借り
繰り上げ返済を活用する前提の人も・・・
繰り上げ返済には主に2つの方法があります
毎月の返済額は変えず、返済期間を短くする「返済期間短縮型」と
返済期間は変わらず毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」です
返済期間短縮型は繰り上げ返済した額に
相当する元金を先に返す形になり
その期間の利息を払わずに済む。
毎月の返済額が一定となる元利均等返済の住宅ローンの場合
返済当初は毎月の返済額に占める元本の割合は小さく、利息の割合が大きい
ローン返済の早い段階で繰り上げ返済をすれば
支払う利息を減らす効果が大きくなります
返済額軽減型は繰り上げ返済した金額を
残りの期間全体に均等に割り振る形となります
毎月の元金の返済が少しずつ減り
その分支払利息も抑えられる
返済する総額を減らす効果は期間短縮型に劣りますが
毎月の返済額を抑える効果があります
繰り上げ返済は基本的には利用者の都合でいつでもできる
最低額は1万円からが一般的だが、1円からできる金融機関も
手続きをすると早ければ翌月からの返済額や返済期間に反映されます
インターネット経由での手続きなら
毎月数回までは手数料がかからない金融機関は多いです
住信SBIネット銀行のように1カ月に何度繰り上げ返済をしても
手数料がかからない銀行もあります
手続きをする際には、繰り上げ返済後の毎月の返済額や
残りの返済期間を確認できます
繰り上げ返済をすれば確実に残債は減ります
そのため積極的に実行したいと考える人もいます
住宅ローンの利息を減らすことだけを考えれば
繰り上げ返済はしたほうがよいですが・・・
家計全体を考えると、単純に繰り上げを急ぐことが
プラスになるとは限らない点には注意も・・・
一般に住宅ローンの繰り上げ返済は
住宅ローン減税の期限が切れるタイミングで多く実行されています
住宅ローン減税では一定額までの年末のローン残高の0.7%(22年に取得した場合)
を最長13年にわたって所得税と住民税から差し引ける
減税のある期間はローン残高を減らさずに
恩恵を大きくして貯蓄を優先
減税効果がなくなった後で
繰り上げ返済に充当するという考え方ですね
繰り上げ返済について「将来の家計について検討し、余裕資金を充てるべきだ」と指摘も
よくある失敗が繰り上げ返済をした結果、預貯金を減らしすぎるケース
本来、失業や収入減少に備えて6カ月分程度の生活費を預貯金で確保しておくべきですが
それを下回ると、万一の時にお金が足りなくなる可能性があります
子どもが高校や大学への進学を控えている家庭では
将来、教育費などの支出が膨らみ、現在よりも家計に余裕がなくなります
「繰り上げ返済で預貯金を減らした結果、借金は少ない一方で貯蓄も少なくなるよりは
借金も貯蓄も多い方が安全性が高いです」
家計の想定外の事態を乗り切れるよう貯蓄を多く確保しておくのも大切ですね
ひとたび期間短縮型の繰り上げ返済をして返済期間を短縮すると
多くの銀行では再び延ばすのが難しいことも知っておきたい
「変動型ローンの利用者で金利上昇が心配なら
固定金利型のローンに借り換えるのも一案」ですね
変動金利より金利水準は高くなりますが
固定型の金利も歴史的にみれば低い水準なので・・・
現在のローンの一部を切り替える方法も一考ですなぁ~
結構、上京進学となれば親父のお小遣いも減少の一途に
気張るしかありませんかね・・・我々は・・・
ではでは